スマホを乗り換えるときの手順をご紹介。手続きの時間を短縮するために出来ること

スマホを乗り換えるときの手順と時短方法についてのアイキャッチ画像 モバイル

スマホの乗り換えってすごい手間がかかるイメージ!

安くなるのはわかるけど、前やったときもめちゃくちゃ時間かかったしめんどいな。

事前に準備しといたらすぐ終わるかな?

この記事でわかること

  • 事前に準備しておくと時間短縮になる方法
  • 事前に確認しておくことでトラブルを防止できる方法
  • 契約後にスムーズに行く方法

この記事の信頼性

サキパパ

✅スマホとインターネットの販売業務を6年以上経験し、販売回線数は3,000件以上
✅現職のスマホのスーパーバイザー。SV歴は4年以上。新人研修、コンプライアンス研修を手掛けている
✅2022年第一子誕生!仕事をしながら子育て真っ最中のイクメン
✅筋トレ歴3年以上
✅瞑想6カ月以上

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どうもサキパパです。

今回はスマホを安くしたいなど、電話番号をそのままでスマホ会社を乗り換える(MNP)ための手順について解説しようと思います。スマホ代金は安くしたいけど面倒な手続きはやりたくないという人がサキパパがつとめている家電量販店にも多くご来店されます。乗り換えしようかな?と思った時の一番のハードルは実は『めんどくさい。』なのです。

そこで事前準備をしておけば圧倒的に時短できる乗り換え手順をご紹介します。普段からサキパパは仕事としてやっていることですが、事前準備をされているお客様とそうでないお客様の受付にかかる時間は倍以上違います。もちろん、店頭で手続した場合もオンライン上で手続した場合も両方使えます。

その前に基礎知識として、

💡乗り換えのパターンは2パターンあります!

①乗り換えでスマホ本体も同時に変える場合

スマホ本体を新しくする場合に発生するのは、乗り換えた後のデータ移行です。店頭などで無償で以前はやっているところも多かったですが、個人情報の兼ね合いでほとんどの場所では有料でのデータ移行となっています。

②スマホ本体はそのままでsimだけ変える場合

simだけの場合は中身のデータは基本そのままです。simカードを差し替えるだけなのでそれほど手間がかからないケースが多いです。

それでは早速乗り換えの手順をみていきましょう。

スマホのデータのバックアップを取る(スマホ本体を新しくする人)

iPhone→iPhone

まず必要なのはApple IDとパスワードです。メモしておきましょう。

iPhoneのバックアップはicloud経由で行う事が多いです。しかし通常のプランだと5GBしか保存が出来ないため、プランを変更する必要があります。

もう一つの方法はクイックスタートです。新しいiPhoneと古いiPhoneを並べてボタンを押すだけです。iPhoneのバージョンがios12.4以上必須なので古い場合はアップデートしておきましょう。
参考記事:iPhoneのデータ移行は「クイックスタート」が便利!手順と注意点を解説 | au

Android→Android

まず必要なのはGoogleアカウントのIDとパスワードです。こちらもメモ必須です。

Googleバックアップでデータ移行することが多いです。こちらはicloudと同じようにデータ容量が足りない場合はプラン変更が必要です。その他アプリからバックアップも可能です。
参考記事:「Googleバックアップ」はどこまで復元される? 漏れなくデータを引き継ぐ方法 | アプリオ (appllio.com)

iPhone⇔Android

ケーブルを使ったやり方と、ワイヤレスのやり方の2パターンがあります。詳しくはこちらをどうぞ!

iPhone、Android共通

データ移行は上記の方法で行ったとしても、LINEの中身とかその他ゲームアプリやモバイル決済アプリの中身まで移行はされません。LINEなどは個別にバックアップやログインID、パスワードが必要です。事前にログインIDとパスワードを控えておきましょう。

LINEのデータ移行は詳しくはこちらをどうぞ。

動作確認一覧(simカードのみで乗り換える人)

今自分が使っているスマホをそのまま使うパターンです。

どこに乗り換えるかで調べるサイトが変わります。

その他キャリアであっても自分が今から乗り換える予定の会社を検索して、使えるスマホなのか確認が必要です。iPhoneなら6s以降の端末であればシムロック解除さえしていれば基本使えます。
しかしAndroidの一部の端末はシムロック解除をしても使えないエリア等が出てくる可能性があります。

一度検索をしてみましょう!

シムロック解除(シムロックがかかっている場合のみ)

まずsim(simカード)とは携帯電話回線でデータ通信したり電話したりするためのICカードの事です。

2021年10月1日以降に発売しているスマホは全てシムロックはかかっていません。それ以前に発売してるドコモ、au、ソフトバンク、UQmobile、ワイモバイルで発売したスマホは基本シムロックがかかっています。シムロックがかかっている場合は乗り換えたとしてもスマホが新しいsimカードを拒否するので使えません。それゆえに解除する必要があります。

シムロックを調べる方法として、

iPhoneは・・・
「設定→一般→情報→simロック」の項目を 確認したらわかります。

Androidは・・・
「設定→デバイス情報→simカードステータス」を確認して「許可されています」ならsimフリーです。

シムロックがかかっている場合下記のサイトマイページか各社のショップにて簡単に解除できます。

詳しくはこちらの記事で取り扱っています。

MNP予約番号の取得

MNPとは(Mobile Number Potability)の略で電話番号を引継ぎするための制度のことです。こちらを取得することにより他社に乗り換えをしても同じ電話番号が使えます。取得してから15日間有効で、期間が過ぎればなくなります。乗り換えが15日以内なら早めに取得しましょう。

各社MNP予約番号の取得方法

ドコモ
・マイドコモトップ→お手続き→解約・その他→MNP予約番号
・ドコモ携帯でtel:151(9:00~20:00)

au
・au携帯でtel:0077-75470

ソフトバンク
・ソフトバンク携帯電話でtel:*5533(9:00~20:00)
・一般電話でtel:0800-100-5533(9:00~20:00)

UQmobile
tel:0120-001-659(9:00~20:00)

ワイモバイル
・My Y!mobile
tel:0800-222-8449(9:00~20:00)

その他キャリア
・基本webサイトかアプリのマイページから取得可能です。スマホ会社によっては即時発行されず2、3日かかる所もあるから早めに取得しておいた方が良いでしょう。

予約番号の出しかたについて詳しくはこちらで解説しています。

スマホの保険の有無

現在ドコモなどで入っている保険などは基本引き継がれます。保険を引き継ぎたくない場合は個別に解約が必要です。

また少しでも安く保険を見直したい場合や、新しく保険に入る予定なら月々700円で年間10万円まで補填できるモバイル保険がおすすめです。一度修理代金を支払った後にキャッシュバックするシステムです。スマホキャリア各社の保険は月々1,000円以上するものが多いので、少しでも安く見直せます。

スマホのAPN設定をする(乗り換え後)

スマホにアクセスポイント名(APN)を設定することで使えるようになります。最近のスマホは基本自動です。

乗り換え後店頭なら設定はしてくれますが、インターネットなどで契約した場合は自分でAPN設定をする必要があるケースがあります。

実際にsimカードを挿しても回線切り替えをしても圏外だった場合等は試してみてください。

メール持ち運び(乗り換え後手続き)

2021年11月からドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルを解約しても各会社のメールアドレスを引き続き使う事ができます。メアドを変更したくない人は事前に各社のID(ソフトバンクならソフトバンクID)を確認してメモしておくと後で楽です。メールを引き続き使う場合は、月々330円ほどの利用料を払う必要があります。また乗り換え後31日以内に申し込みが必要です。

スマホの乗り換え手順まとめ:時短できます

・データのバックアップをとっておく

・自分のスマホが新しく契約するスマホ会社で使えるか確認する

・シムロック解除をする

・MNP予約番号を取得する

・スマホの保険を確認する

・必要な場合はメールの引継ぎをする

以上です。

事前に行っていれば時間もかなり短縮できます。そしていざ契約しても使えなかった等のトラブルも防止できます。スマホの乗り換えの際はご参考にしていただければ幸いです。

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