ワイモバイルとソフトバンクの電波は違う?地下鉄で差が出る理由

スマホ代見直し

ワイモバイルはソフトバンクと同じ電波なのに、地下鉄でつながり方が違う?iPhone 12 ProとiPhone 16eで体感差が出た理由を、通信販売歴7年以上の現場目線でわかりやすく解説します。


この記事でわかること

・ワイモバイルとソフトバンクの電波の違い
・地下鉄で通信速度に差が出る理由
・iPhone 12 ProとiPhone 16eの通信性能の違い
・鶴舞線・八事付近で電波が不安定に感じる原因
・ワイモバイルで電波が悪い時の対処法 ソフトバンクへ乗り換える前に確認すべきこと


サキママ
サキママ

ワイモバイルってソフトバンクと同じ電波なんだよね?

通信の専門家<br>サキパパ
通信の専門家
サキパパ

うん、基本的には同じソフトバンク回線を使っているよ。

サキママ
サキママ

でもさ、地下鉄でワイモバイルのスマホだけ電波悪い時があるんだけど……

通信の専門家<br>サキパパ
通信の専門家
サキパパ

それ、実はけっこうある話。“同じ電波=まったく同じ体感”とは限らないんだよ。

この記事の信頼性

サキパパ

スマホ・インターネット販売歴7年以上。
これまでに累計3,000件以上の通信費見直しをサポートしてきました。

現在はスマホ販売の現場管理やスタッフ育成、研修業務に携わりながら、日々リアルな販売現場で通信サービスと向き合っています。

2022年に第一子が誕生し、仕事と子育てに奮闘中。

パパマックスでは、子育て世帯や30代・40代の家庭に向けて、スマホ代・インターネット代を分かりやすく見直す方法を発信しています。

難しい料金プランやキャンペーンも、家計目線で「結局どれを選べばいいのか」までやさしく解説します。

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ワイモバイルは、ソフトバンクのネットワークを利用しているため、エリアとしてはソフトバンクにかなり近いです。ワイモバイル公式でも「ソフトバンクの電波で快適」「全プラン5G対応」と案内されています。ただし、同時に「回線の混雑状況などにより通信速度が低下、または通信できなくなる場合がある」とも記載されています。さらに、ワイモバイルの5GはNSA方式のみと案内されています。

つまり、ざっくり言うとこうです。

エリアはほぼ同じ。
でも、体感速度や地下鉄内での安定感は、端末・場所・混雑・設定で差が出る。

今回は、実際に筆者が感じた、

プライベートスマホ:ワイモバイル/iPhone 12 Pro
社用スマホ:ソフトバンク/iPhone 16e
場所:名古屋市営地下鉄 鶴舞線 八事あたり

という条件で、なぜ電波の体感差が出るのかを解説します。


結論:ワイモバイルとソフトバンクは同じ電波でも、地下鉄では差を感じることがある

結論から言うと、ワイモバイルとソフトバンクは基本的に同じソフトバンク回線を使っているため、エリアそのものが大きく違うわけではありません。

ただし、地下鉄のような特殊な環境では、次の理由で体感差が出ることがあります。

  • 端末本体の通信性能の違い
  • 5G・4Gのつかみ方の違い
  • 混雑時の速度低下
  • 地下鉄の駅間・トンネル内の電波設計
  • バッテリー劣化や本体の発熱
  • iOSやキャリア設定の違い
  • ケースや持ち方による受信感度の差

特に今回のように、iPhone 12 ProとiPhone 16eでは発売時期が約4年以上違うため、同じソフトバンク系回線でも体感に差が出る可能性はあります。


名古屋市営地下鉄 鶴舞線はエリア化されている

名古屋市営地下鉄 鶴舞線はエリア化されている

まず前提として、名古屋市営地下鉄の鶴舞線は、かなり前から携帯電話サービスのエリア整備が進められています。

ソフトバンクなど携帯電話事業者4社は、2013年に名古屋市営地下鉄の名港線・桜通線・名城線・鶴舞線で携帯電話サービスエリアを拡大し、駅構内だけでなく駅間トンネル内でもインターネット接続やメール送受信ができるようになると発表しています。

つまり、鶴舞線が「そもそも圏外の路線」というわけではありません。

ただし、ここで大事なのは、エリア化されていることと、常に快適に通信できることは別という点です。

地下鉄は地上と違って、電波が自然に広がる環境ではありません。駅構内やトンネル内に設置された設備を通して通信するため、場所によっては電波の切り替わりや混雑の影響を受けやすくなります。

特に八事付近のように駅間・地形・利用者数・トンネル構造が絡む場所では、同じソフトバンク系回線でも「こっちはつながるのに、こっちは遅い」と感じることがあります。


ワイモバイルとソフトバンクで電波そのものは違うのか?

ワイモバイルとソフトバンクで電波そのものは違うのか?

基本的には、ワイモバイルはソフトバンクのネットワークを利用しています。

そのため、

ソフトバンクはつながるのに、ワイモバイルは完全に別エリアだからつながらない

という考え方は、基本的には違います。

ただし、体感として差が出る可能性はあります。

理由は、電波には大きく分けて、

  • エリアとして入るかどうか
  • 速度が出るかどうか
  • 混雑時に安定するかどうか
  • 端末がどの電波をつかむか

という複数の要素があるからです。

アンテナ表示が同じでも、通信速度が違うことは普通にあります。逆に、アンテナが少なくても通信できることもあります。

特に地下鉄では、電波が弱い場所、基地局の切り替わり地点、利用者が多い時間帯が重なると、スマホごとの差が出やすいです。


iPhone 12 ProとiPhone 16eで本体性能の差はある?

あります。

今回かなり重要なのがここです。

iPhone 12 Proは2020年発売のモデルです。Apple公式の技術仕様では、iPhone 12 Proは5G NRのn1、n3、n28、n77、n78、n79などに対応し、LTEもBand 1、3、8、28、41、42など幅広く対応しています。つまり、ソフトバンク系回線で使う上で、対応バンドが極端に弱い端末ではありません。

一方、iPhone 16eはApple C1モバイル通信モデムを搭載し、4×4 MIMO対応5G、4×4 MIMO対応ギガビットLTEに対応しています。対応バンドもiPhone 12 Proより広く、5G NRではn26、n30、n48、n53、n70、n75、n76なども追加されています。

iPhone 12 ProとiPhone 16eの通信性能比較

比較項目iPhone 12 ProiPhone 16e
発売年2020年2025年
モバイル通信モデムQualcomm製モデムApple C1モデム
5G対応対応対応
主な5G NR対応バンドn1 / n3 / n28 / n77 / n78 / n79 などn1 / n3 / n28 / n77 / n78 / n79 に加え、n26 / n30 / n48 / n53 / n70 / n75 / n76 などにも対応
LTE対応バンドBand 1 / 3 / 8 / 28 / 41 / 42 などBand 1 / 3 / 8 / 28 / 41 / 42 など幅広く対応
MIMO対応4×4 MIMO対応4×4 MIMO対応5G / 4×4 MIMO対応ギガビットLTE
ソフトバンク系回線との相性主要バンドに対応しており、極端に弱い端末ではないより新しい通信設計で、弱い電波環境でも安定しやすい可能性がある
地下鉄での体感差電波の切り替えや混雑時に不安定さを感じる場合がある新しい端末のため、電波のつかみ直しや通信の安定感で有利な可能性がある

ただし、ここは誤解しないでください。

iPhone 12 Proの対応バンドが足りないからワイモバイルの電波が悪い、とは言い切れません。

ソフトバンク系で重要なLTE Band 1、3、8、28、41、42や、5Gのn3、n28、n77などは、iPhone 12 Proでもかなり対応しています。

そのため、今回の差は単純に「iPhone 12 Proがソフトバンク回線に合っていない」という話ではありません。

ただ、iPhone 16eの方が新しい端末なので、

  • 電波のつかみ直し
  • 弱い電波環境での粘り
  • 4Gと5Gの切り替え
  • 省電力性能
  • 発熱時の安定感
  • アンテナ設計

といった部分で、体感差が出る可能性は十分あります。


ワイモバイルだけ遅く感じる原因1:混雑の影響

地下鉄で一番ありがちなのが、混雑による速度低下です。

朝や夕方の通勤時間帯は、多くの人が同じ車両・同じ駅・同じトンネル内でスマホを使います。

この時、アンテナは立っていても、

  • LINEの画像が送れない
  • XやInstagramが読み込まない
  • Safariが真っ白のまま止まる
  • PayPayや地図アプリの表示が遅い

ということが起きます。

ワイモバイル公式でも、回線の混雑状況などにより通信速度が低下、または通信できなくなる場合があると案内されています。

地下鉄の中は、地上よりも通信できる設備が限られやすいため、混雑の影響を感じやすいです。


ワイモバイルだけ遅く感じる原因2:5Gの方式の違い

ワイモバイルだけ遅く感じる原因2:5Gの方式の違い

ワイモバイルは全プラン5G対応ですが、公式では「ワイモバイルでは5GはNSA方式のみ」と案内されています。

NSA方式とは、ざっくり言うと、4Gの設備を土台にして5Gを使う方式です。

一方、ソフトバンクでは5G SAというサービスも展開されています。5G SAは、4Gコア設備と5G基地局を組み合わせるNSAとは異なり、5G専用のコア設備と5G基地局で構成される方式です。ソフトバンク公式でも、5G SAについて説明されています。

ただし、ここも注意が必要です。

地下鉄の八事付近で、今回の体感差が5G SAによるものかどうかは、実測しないと断定できません。

むしろ地下鉄では、4G LTEや5G NSAで動いている場面も多いと考えられます。

それでも、ソフトバンク本ブランドとワイモバイルで、対応サービスやネットワーク制御に違いがある可能性はあります。


ワイモバイルだけ遅く感じる原因3:iPhone 12 Proのバッテリー劣化・発熱

iPhone 12 Proはまだ使える端末ですが、2020年発売なので、長く使っている場合はバッテリーが劣化している可能性があります。

バッテリーが劣化していたり、本体が熱を持っていたりすると、スマホは性能を抑えることがあります。

その結果、

  • アプリの起動が遅い
  • 通信の切り替えが遅い
  • 5Gから4Gへの切り替えで詰まる
  • 一瞬圏外になった後の復帰が遅い

と感じることがあります。

これはワイモバイルの電波が悪いというより、端末側のコンディションの問題です。

特に地下鉄では、電波が弱い場所でスマホが一生懸命電波を探すため、バッテリー消費や発熱が増えやすいです。


ワイモバイルだけ遅く感じる原因4:5Gをつかみにいって逆に不安定になる

意外とあるのが、5Gをオンにしていることで逆に不安定になるケースです。

スマホは基本的に、使える電波の中から自動で接続先を選びます。

しかし、地下鉄のように電波環境が変わりやすい場所では、

  • 5Gをつかむ
  • すぐ弱くなる
  • 4Gに戻る
  • また5Gを探す

という動きをすることがあります。

この切り替えが多いと、体感として「通信が詰まる」「読み込みが止まる」と感じることがあります。

この場合は、一度iPhoneの設定で、

設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → 音声通話とデータ → 4G

に変更して、鶴舞線で試してみる価値があります。

特に八事付近で毎回不安定なら、ワイモバイルのiPhone 12 Proだけ一時的に4G固定にしてみると、逆に安定する可能性があります。


ワイモバイルだけ遅く感じる原因5:社用スマホのソフトバンク回線が優秀に見えている

今回の比較では、社用スマホがソフトバンクのiPhone 16eです。

ここで注意したいのは、比較対象が、

ワイモバイル × iPhone 12 Pro
ソフトバンク × iPhone 16e

になっている点です。

つまり、違いは回線だけではありません。

  • ブランドの違い
  • 端末の違い
  • 端末の新しさ
  • バッテリー状態
  • SIMの状態
  • 設定の違い
  • 契約プランの違い

が全部混ざっています。

そのため、「ワイモバイルだから悪い」と結論づけるのは少し早いです。

本当に回線差を確認するなら、同じ端末にワイモバイルSIMとソフトバンクSIMを入れ替えて、同じ時間・同じ場所でテストする必要があります。


実際に確認したいチェックポイント

鶴舞線の八事付近でワイモバイルの通信が不安定なら、まずは次を確認してみてください。

1. データ容量を使い切っていないか

ワイモバイルはプランのデータ容量を超えると速度制限がかかります。

地下鉄だけ遅いと思っていても、実は月末で低速化している可能性もあります。

My Y!mobileでデータ残量を確認しましょう。

2. 5Gオートを4Gに変えて試す

地下鉄で5Gと4Gの切り替えが多い場合、4G固定の方が安定することがあります。

一度、鶴舞線に乗る時だけ4Gにしてみてください。

3. iOSとキャリア設定を更新する

iPhoneは、iOSアップデートやキャリア設定アップデートで通信の安定性が変わることがあります。

設定アプリから、

一般 → 情報

を開き、キャリア設定アップデートが出ないか確認しましょう。

4. ネットワーク設定をリセットする

長く使っているiPhoneは、通信設定が不安定になることもあります。

改善しない場合は、

設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット

を試す価値があります。

ただし、Wi-Fiパスワードなども消えるため注意してください。

5. ケースを外して試す

金属パーツの多いケースや、厚みのあるケースは、電波に影響することがあります。

地下鉄で毎回不安定なら、一度ケースを外して試すのもありです。


iPhone 12 Proは買い替えた方がいい?

iPhone 12 Proは買い替えた方がいい?

通信だけを理由にすぐ買い替える必要はありません。

iPhone 12 Proは、今でも十分使える性能があります。ソフトバンク系回線に必要な主要バンドにもかなり対応しています。

ただし、次のような状態なら買い替えを検討してもいいです。

  • バッテリー最大容量が80%台前半以下
  • 地下鉄や屋内で通信が詰まりやすい
  • 本体がすぐ熱くなる
  • アプリの起動が遅い
  • 5Gと4Gの切り替えで止まることが多い
  • あと2〜3年快適に使いたい

特に通勤中に毎日ストレスを感じるなら、スマホ本体の買い替えは満足度が高いです。

ただし、通信費を下げたい人は、いきなりソフトバンクに戻すより、まずはワイモバイルのまま端末を新しくする選択肢もあります。


ソフトバンクに変えれば必ず改善する?

必ず改善するとは言えません。

ソフトバンク本ブランドの方が、プランやサービス面で有利な部分はあります。しかし、地下鉄の特定区間での通信は、場所・時間帯・端末による影響も大きいです。

もし今のワイモバイルで料金に満足しているなら、いきなりソフトバンクへ戻るより、まずは次の順番で試すのがおすすめです。

  • 4G固定で試す
  • iOS・キャリア設定を更新する
  • ネットワーク設定をリセットする
  • ケースを外して試す
  • 可能なら新しい端末でワイモバイルSIMを試す
  • それでもダメならソフトバンク・ahamo・楽天モバイルなども比較する

通信費を考えるなら、ソフトバンクに戻す前に、ワイモバイル・LINEMO・ahamo・楽天モバイルなども含めて比較した方が失敗しにくいです。

【内部リンク:スマホ代が高い原因5選|月5,000円下げる見直し手順
【内部リンク:ワイモバイル値上げ後も使う価値はある?
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まとめ:同じソフトバンク回線でも、地下鉄では差を感じることがある

ワイモバイルとソフトバンクは、基本的に同じソフトバンク回線を使っています。

そのため、エリアそのものがまったく別というわけではありません。

しかし、地下鉄のような環境では、

  • 端末の通信性能
  • 5Gと4Gの切り替え
  • 混雑
  • バッテリー劣化
  • 本体の発熱
  • キャリア設定
  • 地下鉄内の設備状況

によって、体感に差が出ることがあります。

今回のように、

ワイモバイルのiPhone 12 Proは不安定
ソフトバンクのiPhone 16eは安定している

と感じる場合、原因はワイモバイルだけではなく、iPhone 12 ProとiPhone 16eの端末差もかなり関係している可能性があります。

まずは、ワイモバイルのiPhone 12 Proで4G固定を試してみるのがおすすめです。

それでも鶴舞線の八事付近で毎回ストレスを感じるなら、端末の買い替え、または回線の見直しを検討しましょう。


スマホ代を下げたい人は、電波だけでなく料金プランも一緒に見直すのが大切です。

「つながるけど高い」も損。
「安いけどつながらない」も損。

大事なのは、あなたの生活圏でちゃんと使えて、なおかつ毎月の固定費を下げられるスマホ会社を選ぶことです。

【リンク:ワイモバイル公式を確認する
【リンク:ソフトバンク公式を確認する
【リンク:楽天モバイル公式を確認する
【リンク:ahamo公式を確認する

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