
子どものイヤイヤ期がはじまって最近は甘えがすごすぎるよ!
夜も全然寝てくれないし、外でもすぐに抱っこをせがんでくるし

いろいろと不安な時期なのよ
でも甘えとわがままは別物よ!
“甘えなら”思い切り甘えさせてあげるべきよ

甘えとわがままか・・
昨日ゲームセンターでバスの乗り物に乗りたくて泣き出したのはどっちだろう?

子育てをしていると悩むよね
今回の記事で子どもの甘えとわがままについて解説していくわね!
✅この記事でわかること
・子どもの甘えとわがままの違いについて
・子どもが甘えてきたときの対応
・子どもがわがままなときの対応
・わが家の「甘えとわがまま」と対応
・甘えに対してのパパ、ママのNGな対応
✅この記事の信頼性
どうもサキママです!
今回は子育てで誰もが通る関門、子どもが甘えてきたときの対応方法を解説して行きます。
まず子どもの「甘え」は子どもの心の自立に必要な成長過程なのです。
・寝る時間に寝たくないと言い出して抱っこをせがんでくる
・自分でご飯をたべれるのに食べさせて欲しいと甘えてくる
・ママにやってもらったら?というとパパが良い!と言ってパパに甘える(わが家の場合)
・ゲームセンターでゲームがやりたくて帰ろうとすると泣き出す
毎日こんな感じです!
甘えによる子どもの要求は「不安や恐れ」を感じているから来るものです。
甘えることで不安なことをパパ、ママに伝えます。その対応をパパ、ママがしっかりしてくれたら心がやすらぎ、解決方法も子どもなりにわかってきます。そしてできることが増えると自己成長を感じることができるのです。「甘えること」は子どもの心のエネルギーの補充です。
なので親は甘えをしっかりと受け止めてあげることで子どもの不安がやわらぎ成長するための力となります。
ですが、すべて子どもの「甘え」に対して言いなりになる必要があるの?という点についてはサキパパ家でも良く議題にあがります。結論を言うとその必要はありません!「甘えさすは甘やかす」ではないのです。子どもは甘えとわがままの似て異なる行動をしてきます。甘えの場合は甘えさせてあげる必要があります。わがままの場合は時に叱る必要もあるのです。
わが家のパパもそこら辺の線引きがあまり上手くないため、基本「甘やかして」しまいます。甘やかすことは子どもをわがままにしてしまったり、成長をはばむことにつながるため注意が必要です。
もう一度まとめると、甘えは親子の信頼関係や子どもの自己成長につながっていく大切な過程です。
子どもの甘えへの対応

甘えたい気持ちを受け止めて安心感をあたえる!
・自立心が伸びる時期に不安を感じるから
・親から離れて不安を感じるから
など子どもが不安を感じたときに甘えが発生します。
わが家では保育園に一日行っていることが多いので、休みの日は特に甘えてくることが多いです。保育園だと集団生活なので家とはまったく違い、まわりの子どもたちと合わせるように一日を過ごしています。家にいるときみたいに何かあってもパパやママに甘えたりできません。「イヤイヤ」ばかり言っているわけにはいかないのです。
逆に家だと満たされない欲求をパパやママに伝えることができます。気持ちを伝えることにより「パパやママにわかってほしい!」「もっと本当はこうしたい!」ということを共有したいのです。パパやママはその子どもの気持ちを理解してあげることにより、子どもの不安が解消されていくのです。不安が解消したら心のつっかえがとれて、前向きな気持ちを取り戻せます。
・膝にすわって食べさせて欲しいと甘えてくる
・外で歩けるのに「抱っこ」をせがんでくる
・寝る前にパパに甘えて「抱っこ」をせがむ
・ママは違う!パパがいいー!!とさけぶ(その逆も)
これらの甘えにパパ、ママは寄り添って気持ちを汲んであげることが大切になります。子どもの要望に寄り添いつつ、こちらの願い通りにうごいてくれたときは思い切り褒めてあげることで子どもの成長につながっていきます。甘えている子どもは自分の欲求に対しての気持ちの切り替えができなくなっているのです。その切り替えが出来るように大人がサポートしてあげることが大切になってきます。
ですが、なかなかうまくいかないことがほとんどです。わが家でもパパが育児を行う際に思い通りにいかないことが多いです。子どもはパパやママに依存しているので、ある程度仕方のないこと。そう割りきるしかありません。甘えとは「どうしようもない気持ちをわかってほしい!」という訴えが根本的にあるため、すべてを解決することはできません。
そして甘え以外のわがままとの線引きが難しいため、パパ、ママも感情的になりがちなのです。それでは甘え以外のわがままはいったい何が違うのでしょうか?
子どものわがままへの対応

わがままは物質的、金銭的な要求がからむ!
対応するときは前向きな言葉をかける。それでも解消されずに叱るときは落ち着いたトーンで目を見ながら話す!
・子どもが泣いたり、騒いだりすることで周りが受け入れてくれると感じているから
甘えとわがままの違いは物質的、金銭的な要求があるかないかです。わがままは「〇〇が欲しい!〇〇して遊びたい!〇〇が食べたい!」などの要求のことを指します。甘えは満たしてあげる必要がありますが、わがままを叶えてあげることは子どもにとって成長のチャンスを奪うことになります。泣いたり、騒ぐことで大人が言うことを聞いてくれるなら自分で何かをする必要が無くなりますからね。
・ゲームセンターにてガチャガチャや乗り物のゲームがやりたいと泣きだす
・たまたま目に入ったジュースが飲みたいと怒りだす
・スマホでミッキーやアンパンマンのYouTubeがみたいとわめきだす
・お気に入りの服が着たいので、着せたいコートを着てくれない
などです。これらのわがままは「泣いたり、怒ったり、わめいたりすれば叶う」と子どもに思わせたらエスカレートします。上の例でガチャガチャをやってあげたら「もう一回する!」になるし、ジュースをあげたら「今日も飲む!」になるし、YouTubeを見せたら「もっと見る!寝たくない!」になります。それがパパやママの前だけじゃなく外の世界でも同じようになってしまう可能性があるのです。
なので物質的、金銭的な要求はパパ、ママが一度決めたことは守るようにして子どものいいなりにならないことが大事なんです。とはいえ、わがままで何十分も泣いたりとか子どものわがままは「狂気の沙汰」に感じることも結構あります。多くの家庭が子どものカンシャクが強すぎてどうしようもないと感じることがあるようです。とにかく子どもは自分の欲求を叶えるためにすべてを捨ててわがままに徹してきます。
サキパパ家のサキ(現2歳児)は1歳半のときに歩くのがイヤイヤすぎて車から降りたタイミングでアスファルトへダイブしたこともあったくらいです。
・まず前向きな言葉をかける。近い将来でやりたいことを連想させて乗り切ってもらう
・どうしてもダメな場合は感情的に叱らずに、落ち着いたトーンで話をする
です。娘の場合はわがままを言いだしたら最近は「歯磨きしたら、公園に行こうか?」「このコート着たら星を見に行こうか?」「おばあちゃん家に行ったときにYouTubeをみようか?」など今すぐに叶えたいわがままを乗り越えたら良いことがあることを伝えます。2歳半になってきたので言葉の意味が理解できるようになってきました。前向きな未来は子どもにとって気持ちの切り替えにつながります。
次に、どうしてもダメ!と言う場合は感情的に叱らずに一定のトーンで話をしましょう。子どもはわがままを言うときはメンタルが制御できていない状態なのです。そこに「怒り」の感情をぶつけると当然ぶつかり合います。なので子どもの気持ちを落ち着かすようにアプローチする必要があります。時間をかけて付き合ってあげることで子どもが上手く乗り越えたら褒めてあげるようにしています。とにかく時間がかかります。
しかし、そう簡単に行かないこともわかります。わが家のパパは毎日それで苦労しています。パパ、ママも仕事以外にものすごく時間にゆとりがあるわけではありません。やりたいこと、やるべきことを後回しにして子どものわがままと付き合わなきゃならないのです。時には睡眠時間が無くなることだってあります。皆様もそうかと思うので気持ちはわかります。
それでも甘えやわがままは一生続くわけではありません。親離れがいずれきて甘えやわがままが懐かしく感じる日がきます。一過性のものです。私は今はきついと感じていてもいずれ卒業するのでちょっとだけ頑張っていこうと思います。
わが家の甘えとわがままの実例と対処法

甘えのパターン
・膝にすわって食べさせて欲しいと甘えてくる →まず膝のうえでご飯を食べさせる。スプーンを渡して「次は自分でやってみようか?」と促して出来たら褒めるのくり返し |
・外で歩けるのに「抱っこ」をせがんでくる →抱っこしてあげて、自分で歩いたときにしっかり褒めてあげる |
・寝る前にパパに甘えて「抱っこ」をせがむ →ベッドから離れて抱っこして落ち着かす。明日やりたいことを聞き前向きな気持ちにする。そのあとに一緒に寝れるか?を何度か聞いて、子どもが「寝る」と言ったらベッドに行く |
・ママは違う!パパがいいー!!とさけぶ(その逆も) →無理にママに預けない。パパに甘えたい気持ちを理解する。パパが仕事なら「今から仕事だよ。帰ったら遊ぼうね!」お風呂なら「お風呂入ってくるねバイバイ!さきに寝ててね!」と声をかける。ちゃんと「行ってきます!」「バイバイ!」「おやすみ!」「あとでね!」など子どもの気持ちの区切りになる言葉をかける。 |
わがままのパターン
・ゲームセンターにてガチャガチャや乗り物のゲームがやりたいと泣きだす →「今度休みの日にもう一回来よう!」「次に風船のところ見に行こう!」と次に楽しいことがあることを伝える。そしてガチャガチャや乗り物に「バイバイ」と「タッチ」をさせて、気持ちの区切りをつける |
・目に入ったジュースが飲みたいと怒りだす →「ジュースを我慢できたら一緒にお外見に行こう!」「明日の朝ご飯と一緒に飲もう?」など楽しいことや別の日の代替えの提案をする |
・スマホでミッキーやアンパンマンのYouTubeがみたいとわめきだす →「パパが休みの日にYouTubeはおばあちゃん家で見に行こう!」「ちゃんと我慢できたら明日滑り台やりに行こう!」など別の機会や他に好きなことを連想させる。 |
・お気に入りの服が着たいので、着せたいコートを着てくれない →もし他の服でも問題なければそちらで対応する。着せる必要がある時は「この服を着たらお外いって飛行機見に行けるよ!」「服着たら星見に行こうか!」など着てくれたら楽しい事がある話をする。 |
甘えのパターンも、わがままのパターンも寄り添うことを忘れないように対応しています。パパ、ママは「今、甘えてる?わがまま言っている?」と客観的に考えていくことで対応方法が分かってくると思います。そして甘えやわがままをクリア出来きたら、成長につながるのです。「甘えの時期は今だけの貴重な時間!」なのでゆっくり見守ってあげてください。
子どもが甘え時のパパ、ママのNG行為

・不必要に甘やかしてしまう
・頭ごなしに叱る
不必要に甘やかす
子どもが自分で食べれるのに食べさせてあげたり、自分で着替えができるのに手伝ってあげることは子どもの自己成長の妨げになります。子どもが自分でやらなくてもパパ、ママがやってくれる環境なら頑張らなくなります。なので子どもが自分でできることは見守ってあげることが大事。子どもができることを奪ってしまうと、できなくなってしまうからです。
頭ごなしに叱る
次に感情をだして頭ごなしに叱ることですが、子どもは恐怖や不安を感じます。それにより人との関係で不安感が強いなどの心身の症状がでることがあり、人と信頼関係をつくることが苦手になる可能性があります。もちろんイライラするし、叱らなきゃならない場面もあると思いますが一度冷静に落ち着いてから対応した方が良いのです。そして冷静になったらゆっくりとしたトーンで目を見て叱るようにします。その際は感情的に話さない事が大切です。
子どもの甘えとわがままの対応方法のまとめ
・甘えは不安や恐怖のあらわれ
・甘えに対してはできるだけ寄り添い安心感をあたえる
・わがままの線引きは物質的、金銭的な要求があるかないか
・わがままを叶えるとエスカレートする
・言い聞かせるときは近い未来の楽しいことをトークで連想させる
・子どもが出来たときは褒めて成長をよろこぶ
・感情的に叱るよりは冷静にさとす
・甘えは成長のための必要な過程である
以上です。
このように甘えは子どもの成長過程には必要不可欠になっています。子どもの一生のうちの数年がこの時期です。子育てはただでさえ大変なのに、イヤイヤ期に入れば甘えも一層強くなってきて更に大変です。そんな時にずっと寄り添って完璧なパパ、ママは難しいと私も考えています。それでもできるだけ今の時期を楽しいんで、一緒に乗り越えていけたらいいなと前向きにとらえて育児をしています。特に0歳~3歳の子育てが一番大変と聞きます。
またわが家でも時には高圧的に叱ったりしてしまうことがあります!完璧を追い求めても出来ないので、できる範囲でやっていけば良いのです。この世に完璧な親は存在しません。

甘えと、わがままかー
確かに僕の場合はあたえすぎていたかも・・・
甘えさすと甘やかすはちょっと違うからね!

そうね!
上手く気持ちに寄り添いつつ、ダメなことも教えていくって感じかな
全部がダメ!ってわけじゃなくて今回はOKなのか一回ずつ考えた方が良いかもね

子どもがかわいいからつい甘やかしてしまうと、困るのは結局子どもだしね
子どもの気持ちをパパ、ママがうまくサポートできるようにしていくしかないな!

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