
スマホの法改正が今年もあったよ

法改正?

今までスマホを安く手に入れる方法として1円スマホが主流だったんだ。
毎月1円分割とかで2年後に返すって内容なんだけど、これからは厳しくなりそうなんだ。

あー、家もそれだ

結構そういう人が多いご時世なんだ
今回は1円スマホの今後の話と、別の良い方法を記事にまとめたよ。
✅この記事でわかること
・1円スマホが法改正後にどうなったか
・その他のスマホの法改正について
・中古×スマホの乗り換えがおすすめな理由
✅この記事の信頼性
どうもサキパパです。
実はスマホ業界は毎年のように「電気通信事業法施行規則の改正」が行われてます。
それによりスマホの値引きルールが年々厳しくなっていくのです。
今回2024年12月26日より法改正が入りました。
結論を言うと「分割1円」などの1円スマホが出来なくなる可能性が高くなります。
・スマホ本体よりも通信費を安くすること
・転売ヤーの抑止
・不良在庫端末の消化
まず既存の値引きルールをおさらいします。
・端末価格4万円以下:2万円までの値引き
・端末価格4万円~8万円:価格の50%・最大4万円までの値引き
・端末価格8万円~:最大4万円までの値引き
このように以前の法改正ではスマホの値引き額に規制が入りました。
以前はスマホ会社の乗り換えにより「一括一円」でiPhoneなどを購入できました。
例えばiPhone8とかは1円で入手出来ていた時期があったのです。
しかし法改正により一括一円まで値引けない状態になったのです。
そこで、2023年以降はスマホ会社は「一括一円」→「分割一円」にキャンペーンを変更したのです。
1円スマホとは?分割一円のカラクリ
簡単に説明すると乗り換えの値引きを使い「最初の2年間の分割を安く」、2年後の分割を多く設定し2年後にスマホを返却すれば残りの分割が免除される「お返しプログラム」のことです。
このプログラムは主にau、ドコモ、ソフトバンク、UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルが行っています。
今回の法改正は1円スマホに規制が入る内容となっています。
1・購入プログラム利用時の免除額に規制が入る
2・ミリ波対応端末の割引が4.4万から5.5万に緩和
3・最終調達日から36カ月以上で割引規制対象外に
この1つ目にあります。
これにより考えられることは、1円や2円ではリースが出来なくなるということです。
今までリース→リースで安く契約している人も、今後は多少の分割金がかかってもリースで我慢するか、別の方法を考える必要が出てきます。
12/26から法改正が適用されますが、各キャリアはしばらく様子見をしながら進めていきます。
1円スマホに本格的な規制が入る前に機種変更してしまうのも一つの手です。
それでは実際に法改正後の年末にいくらになったのか見て行きましょう。
法改正後の1円分割はどうなった?
法改正1・購入プログラム利用時の免除額に規制が入る
iPhone15を例にあげると
iPhone15 128GB法改正前・・・
iPhone 15 128GB | |
機種代金 | 131,400円 |
割引 | ▲44,000円 |
実質負担金 | 47円(初回3円+2円/月×22回) |
最終回 | 87,353円(※2年後に返却で0円に) |
こちらが法改正前の実質47円(月に2円)のiPhone 15 128GBです。
auで例にあげましたが、毎月2円払って2年後にiPhone 15をauに返せば47円のみで済むという内容です。
47円でスマホが使えたらお得ですよね!
次に12/26以降をみていきます。
iPhone15 128GB法改正後・・・
iPhone 15 128GB | |
機種代金 | 124,800円 |
割引 | ▲44,000円 |
実質負担金 | 7,900円(初回354円+343円/月×22回) |
最終回 | 72,900円(※2年後に返却で0円に) |
実質47円→実質7,900円に引きあがっています。
こちらは2024年12月31日のデータなので、今後更に分割が上がる可能性もあります。
約8,000円で分割なら今のところそこまで多くの出費ではないのですが、確実に値上がりの波は来ているようです。
その他一部のスマホ会社が実質月1円でやっていたPixel9は
Pixel9法改正後・・・
Pixel 9 | |
機種代金 | 144,900円 |
割引 | ▲22,000円 |
実質負担金 | 44,000円(初回1,914円+1,913円/月×22回) |
最終回 | 78,900円(※2年後に返却で0円に) |
月に2,000円ほどかかる仕様にかわっています!
44,000円払って手元に何も残らないレンタル契約は果たしてメリットがあるでしょうか?
今後時間が経つほどに実質分割の値上がりが起こり、リース契約のありがたみが薄れていく可能性が高いのです。
その理由としては、機種ごとに2年後に残せる分割金に規制が入っているからです。
そのため今後リース契約じゃない方法も考える必要があります。
法改正2・ミリ波対応端末の割引が4.4万から5.5万に増額
一般的に30GHz帯から300GHz帯の電波のことで、帯域が広く速度が速い電波です。
レーダーや無線通信に使われています。
デメリットは直進性が強いため壁や雨などの障害物に弱い事です。
総務省はミリ波対応端末の販売促進のために割引を緩和しました。
しかし対応端末が極端に少ないため、一般的にはあまり恩恵がないかもしれません。
ミリ波対応端末
・Galaxy S24 Ultra
・Galaxy Z Fold6
・Xperia 1 Ⅵ
・Pixel 9 Pro Fold
4機種で数も少なく、15万円以上する高価な端末のみとなっています
法改正3・最終調達日から36カ月以上で割引規制対象外に
「不良在庫端末特例」の割引上限の緩和がされます。
最終調達日から12ヶ月で半額、24ヶ月で8割、36ヶ月以上で割引規制対象外となります。
簡単に言うと、旧端末が一括で安く入手できるようになる可能性が高いです。ただし、購入プログラムとの併用はできないため、1円スマホのような分割は組むことが出来ません。
これからの時代はスマホをリースではなく買う時代に?

1円スマホがなくなるなら、リースで分割をするよりも「購入して下取りに出す」方がお得です。
理由としては、今後のリース分割が毎月高くなるからです。そしてリースの場合は最終的に返却をすれば自分のものになりません。車のリース契約にも似ていますね。
購入した場合は自分のスマホになる上に、必要が無くなったタイミングで下取りに出せます。
また2年間とかの縛りがないため、長く使う事も可能なのです。
とはいえ、新品のスマホを購入した場合、いくらスマホ会社の乗り換えキャンペーンを使ったとしても高くなります。
そこで、「中古×スマホの乗り換え」がおすすめです。
今回紹介するのは中古スマホの大手ゲオです。
ゲオは中古スマホの状態を選べるうえに、スマホの乗り換えも同時にできます。キャンペーンは中古スマホから値引きが入ります。
「ゲオモバイル」のCMを見たことがあるでしょうか?ゲオはau、UQ、ソフトバンク、ワイモバイルの取り扱いが開始しているのです。
「中古×スマホの乗り換え」でiPhone 11やiPhone 12 miniなどはなんと1円で手に入ります。
もちろん分割とかではなく本当に1円のため、後で下取りに出すことも出来るのです。
そろそろリース期間が終わって新しいスマホに機種変更が必要な人はチェックしてみてください。iPhone 16もすでに安くなって販売しています。

余談になりますが、新しくiPhoneを買う場合はOSアップデートに注意してください。
現在はiPhone XRまで現在出来る状態で、iPhone 11が2027年の9月頃まではOSアップデートできると予想されています。その理由はiPhoneは販売終了してから5年間はOSアップデートができるからです。
なので乗り換えで安く中古iPhoneを手に入れようとしている方はiPhone11以降がおすすめです。
OSアップデートが出来なくなった場合、LINEなどが使えなくなる可能性も出てくるからです。

1円スマホの禁止まとめ:これからは購入も視野に入れていく
・1円スマホは確実に値上がりしている
・12/26の法改正後、時間が経つほど規制が入る可能性が高い
・リース契約でお金を払ってもスマホが手元に残らない
・購入した場合は将来的に下取りにも出せるし、2年などのしばりがない
・中古スマホとSIMの乗り換えを同時にするのがトレンドになる可能性が高い
以上です。
先日サキパパは2年ごとに1円スマホで乗り換えをしている6人の家族連れの方が、中古の購入とスマホの乗り換えをして行きました。
リース契約が分割が高くなりお得感が無くなったためです。
今後は各スマホ会社が法改正に対してどのような抜け道を見つけていくのかも注目しています。

たしかにリースだとスマホは手元に残らないもんね
そもそも長く使いたい人とか返したくない人は購入した方がいいね!

そうだね
しかも要らなくなったら売ることもできるからね
思った以上にコスパが良くて楽なんだ!
今回の記事で紹介したゲオモバイルはUQモバイルの契約ができます。
UQモバイルは現在学割中でU18のご家族がいる方は通常より安くなります。詳しくはこちらにまとめてあります。
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