
子どもの課金が社会問題になっているみたいね!

そうだね!
今の子はデジタルネイティブといって生まれた時からネットとともに生きる世代だからね。

だからネットのトラブルはつきものだよね。
それに対して親が守ってあげられることってあるのかな?

たくさんあるよ!
予防さえしておけばトラブルは防げるのさ。
詳しく解説していくね。
✅この記事でわかること
・課金していく心理
・課金で得るものと失うもの
・課金に対しての具体的な対策
✅この記事の信頼性
こんにちはサキパパです。
今回は今問題になっている課金についてです。家電量販店で接客をしていると覚えのない請求について調べて欲しいという案件が少なからずあります。子供に限らずですが、オンラインゲームなどに課金してしまうトラブルに対して親は何が出来るのかをリサーチしました。
なぜ課金してしまうのか?また課金によって失うものは何か?親は何が出来るのか?を記事にしています!
下の表をご覧ください!年々課金についての相談件数が上がっています。
引用元:スマホゲーム“子ども無断課金”100万円超も…国民生活センター注意喚起 古市憲寿「まさに子どもが“ハッカー”だと思った方がいい」|FNNプライムオンライン
そして対策としては、
課金できないようにする
それがシンプルで一番大事です。その理由とやり方などを解説します。
まず課金したい理由について、元廃課金の僕が実体験を元に検証していきます。
課金したい理由について

- 自己満足のため・・・自分の欲求を満たすためです。周りの人よりもゲーム内で強くなることで、現実世界では満たされない心を満たすためなのです。かつて僕は某オンラインスマホゲームに何十万も課金したことがありました。自己満足するためには日々アップデートが繰り返されるオンラインゲームにおいては課金を継続しないとすぐに置いて行かれるので、一度課金を始めたら最後。課金を辞めるわけには行かなくなります。あなたのお子様も自分の居場所となる仮想空間で自己満足をするために課金という道をたどる可能性があります。
- 他者に勝つため・・・ゲーム内のライバルを倒すことで自分の強さを認識したり、自分のゲーム内の地位を守るためです。オンラインゲームでは費やした時間や操作の巧さ(プレイヤースキル)ではどうにもならない課金の壁があり、ライバルに差をつけるには課金+やりこみが必要になるゲームが多いです。僕がやっていたゲームも、ライバル同士に競い合わせることにより課金を斡旋させていたように思います。また、大会などのイベントがあるゲームは特に注意が必要です!大会で勝つためには課金が必須となるからです。イベントに勝利しようものなら、その興奮が忘れられず次も勝つために課金するはめになります。
- 金銭感覚がマヒするため・・・ゲーム内のアイテムは現実世界には存在しないのです。しかしそのアイテム1つに何万円もお金を費やしているのが課金ユーザーです。買っているものは小さなオンラインの世界のデータだけです。そのゲームが終われば物としては何も残りません。課金時にクレジットカードやキャリア決済など目の前でお金を払っていないため、実際にどのくらい使っているのか感覚が無い状態で課金している事が多いです。あとで請求をみて愕然とするでしょう。また『ガチャ』にはギャンブル要素があります。出るまでガチャをしようとしたり、獲得した感覚や興奮を追い求めようとするところも罠なのです!
課金で得るもの

- アイテムやステータス・・・あくまでもゲーム内のみ存在しているものです。大金を使ったとしても現実世界で使えるものが手に入るわけではありません。同じゲームをやっているプレイヤーにちやほやされたりするのが関の山でしょう。また中途半端に強くなったら逆にSNSなどのゲームの板で嫉妬による誹謗中傷の的になりがちですwちょっとした有名人の気持ちを味わえますw
- 一時の自己満足・・・課金して自分が思い描いていたキャラクターが作成されたことによる自己陶酔ともいうべき状態です。しかし自己満足したとしてもアップデートなどでどんどんと新しい要素が追加され、自己満足を追い求めるために課金し続けれるしかなくなります。
- 友達や恋人・・・ゲーム内で時として現実と遜色のない交友関係が築けたりすることがあります。だいたい同じようなゲームをしている人は現実世界で満たされない何かを持っていて、そこにお互いの境遇が似ていたりして仲良くなったりします。また顔が見えないため、逆にストレートに感情を伝える事が出来ます。そして同じゲームが趣味のため一緒に遊ぶことが出来ます。僕の場合、奥さんと出会ったのはその課金しまくったオンラインゲームですwもしその時自分が課金せずになんとなくゲームをしていたら相手にされていなかったでしょう。妻も割と廃課金プレイヤーでした。こういう事例はあくまでも稀なのです。今思えばゲーム内のコミュニティはよりゲームから抜け出せなくさせる性質を強く持っていると感ます。
課金で失うもの

- お金・・・気づいたら月給以上を課金していました。また働いて稼げばいいか?ぐらいになってきます。中にはお金が無くなったら消費者金融などからお金を借りてでもゲームに課金を続ける人もいます。そこまでして見栄を張りたくなるのです。僕の場合オンラインゲームの世界しか居場所がなくなっていて辞められない状態でした。いわゆる中毒の状態です。お子様には課金の第一歩、数百円とかを最初に出来ないようにする工夫が必要です。課金のアクションは数百円も数万円も同じ事なのです。
- 時間・・・ほとんどの時間がオンラインゲーム中心の生活となっていました。課金しただけだと強くなれないパターンが多くルーティーンのようなレベル上げやボスの討伐が必要となります。時間とお金を費やすほどにゲームをやめれなくなるなります。
- 健康な精神・・・不規則な生活になりがちでメンタルにも本当に良くないです。仕事では無いし、自分で作ったゲームでもないオンラインの仮想世界での出来事が一日中気になって仕方ないのです。また寝てる暇があれば他の誰かがレベル上げなどをしていて追い抜かれてしまうかも?と思い、少しでも強い状態をキープするために寝る時間も惜しんでゲームしてしまいます。そして費やしたお金も戻ってこないのです。後悔が押し寄せてきますがゲームを辞められない状態です。鬱になってもおかしくないのです。まさにゲーム依存です。
課金させない(しない)対策

- 対策1.フィルタリング・・・iPhoneならスクリーンタイムによるペアレンタルコントロール、Androidならファミリーリンクがお薦め。
それぞれ設定から課金できないように設定が可能です!
iPhoneのフィルタイリング
Androidのフィルタリング
- 対策2.スマホのキャリア決済の上限設定・・・au、docomo、Softbank等キャリア決済と言ってスマホの料金と同時にオンライン上で買い物をして引き落としができる機能が付いています。もちろん課金も可能です。その為上限を設定しておいてください。キャリア決済をそもそも出来ないような設定もできますよ!
参考記事:【キャリア決済】ロック&解除する全手順と決済利用時の4つの注意点 (urutike.com)
- 対策3.クレジットカードは見えない場所に保管・・・お子様の手の届かないところにクレジットカードは保管しておいてください。もし一度でもお子様に使われたのならそのクレジットカードは上限の設定や解約をした方が良いです。カードは現物が無くても番号さえ分かれば再度課金は容易です。大人の方で課金に悩んでいる場合はクレジットカードを辞めるか、作らない事も大切です。
まとめ:課金トラブルが起こらないように予防する

・課金で得るものより失うものの方が大きい事が多い
・課金したい気持ちを自分で制限することは難しい
・子どもが「課金できないようにする」対策が有効である
・フィルタリング、キャリア決済管理、クレジットカードの管理をする
以上です。
フィルタリングなどの対策により課金の第一歩を踏み出させないようにしましょう。
僕の失敗例としては最初の課金は数百円でした。何度か課金することにより、課金に対しての罪悪感がどんどんなくなって行きました。あなたのお子様に対しても第一歩を阻止してあげましょう!

他の記事で通信費の見直しの記事も書いていますので是非ご参考にしてください!

なるほどね!
しっかり親が予防していれば大丈夫ね。

そうだね!
自分の意志で歯止めを利かすことは難しいんだ。
僕自身がそうだった。

⦅パパ、ママがみんなをまもってあげてね⦆
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