
子どもがヘルパンギーナにかかった!
最近保育園ですごくはやってるって言ってたよ。

ヘルパンギーナか!
うちの保育園では手足口病が流行ってるって。
大人に感染すると結構やばいらしいよ。

そうなんだ、看病する側も気を付けないとね!
夏風邪にかからないような対策はないのかな?
この記事はそんなお悩みを解決していきます。
✅この記事でわかること
・ヘルパンギーナと手足口病の違い
・感染予防対策
・感染後の回復を早める方法
・大人が感染した場合
✅この記事の信頼性
どうもサキパパです。
今回はヘルパンギーナと手足口病について記事にして行こうと思います。どちらも『夏風邪』と言われていて夏場に流行します。
実はうちの娘も最近ヘルパンギーナにかかりました。そして数日後の治りかけに手足口病になりました。まさか2つの夏風邪を同時に経験するとは思いませんでしたが、同じウイルスが原因でかかる病気のようで納得しました。
まず先日あったサキパパの実体験からお話しします。
2度目の熱性けいれんからヘルパンギーナ

2023年の9月に1度目の熱性けいれんが起きました。その時はヒトメタニューモウイルスによる肺炎になり入院しました。有名なアデノウイルスの親戚みたいなウイルスで、呼吸器に感染症を起こすウイルスです。
2024年の6月に2度目の熱性けいれんが起こりました。去年かかった同じ病院に救急搬送し調べてもらった結果、ヘルパンギーナによる高熱が原因でした。
前回の熱性けいれんもあり入院して様子をみる形となりました。
2日入院して退院した後に手足口病の症状が出てきました。1週間で2つの夏風邪を経験することなりました。
熱性けいれん自体は2回起きていて、時間としては1回5分ほどでおさまりました。幸いなことに脳には影響がありませんでした。熱性けいれんが起きた後に意識が戻らなかったり朦朧(もうろう)としている場合は直ぐに救急車を呼びましょう。
今回は保育園で『手足口病が流行ってるから体力をつけて乗り切ろうね!』と3日前に言われたばかりでした。恐るべき感染力です。
5日ほど保育園を休み回復したので復帰できました。
保育園によって違いはあるかもしれませんが手足口病のぶつぶつがあったとしても症状が落ち着いていれば登園は可能です。
ヘルパンギーナと手足口病の違い

- 原因菌
この2つの感染症は夏に流行ります。5月~8月くらいがピークとなります。
どちらも5歳以下の子どもに多く見られます。
この2つの感染症の原因は同じウイルスが関与しています。
コクサッキーウイルスA4/A16/A6やエンテロウイルス71などのウイルスです。
複数のウイルスが原因になっているため一度きりではなく何回でもかかります。
- 感染経路
飛沫感染、接触感染、糞口感染(糞尿を触った手から口に入って感染する)。
- 潜伏期間
ヘルパンギーナが3日ほど。手足口病が3日~6日ほどです。
- 症状の違い
ヘルパンギーナ
突然の高熱が出て、1日~4日続きます。
喉の奥に水泡や潰瘍ができて痛みを伴います。
手足口病
中程度の熱がでる事が多いです。
手・足・口に発疹や水泡ができてかゆみを伴います。のどの痛みを伴う事もあります。
感染予防対策

- 手洗い・うがい
とてもベーシックですが大事です。特に口に直接菌が入る可能性が高いご飯の前に手洗いをしましょう。
トイレ後も手洗いをして菌を流しましょう。
手洗いをする際は石鹸でおこなった方が効果的です。
- 排泄物の処理に気を付ける
トイレやおむつの交換後は手洗いをしましょう。またおむつはビニール袋に入れて処理しましょう。
おむつ替えを行うときに数人同時にする場合は1人終わったら手を洗い除菌してから次の子を取り替えましょう。
- 集団生活での対策
保育園、幼稚園、託児所などでは子どもの手洗い・うがいも大事ですが、職員や保護者も手洗い・うがいを徹底しましょう。おもちゃの貸し借りなどをする際にも注意が必要です。消毒用エタノールなどで消毒を定期的にするのも効果的です。
除菌は水から作れる除菌スプレーがおすすめです。お子様にも安心して使える上にカートリッジの交換も必要ありません。

感染後の対策

どちらの感染症も薬がなく自然治癒がメインとなります。
症状が落ち着くまで安静にする必要があります。
- ヘルパンギーナの場合
喉が痛くて飲食さえ厳しくなることもあります。
熱が落ち着いてきたら少しずつスープやヨーグルトなど食べやすいものを与えて体力を回復して行きましょう。のどにしみなくて消化吸収の良いものがおすすめです。
- 手足口病の場合
高熱が出る事が少ないので、発疹や水泡が早く治るように塗り薬をかかりつけの病院で貰い塗布してあげましょう。発熱こそ少ないですが、ウイルス感染中は安静にさせることが大切です。
どちらの感染症も基礎体力をつけておくことが重要です。
完全に予防することは難しいので、流行っていればある程度かかってしまうことを想定していく必要があります。
大人に感染した場合

子どもに感染したウイルスはせき、くしゃみからは1週間ほど、糞便からは4週間近くウイルスを排出するようです。子どもの症状が落ち着いた後も感染力が強いため油断できません。
大人にうつってしまった場合症状が重めなようで重症化する可能性もあるとの事です。ヘルパンギーナは強烈なのどの痛み、手足口病は手足口以外の部位にも発疹がみられることもあります。どちらも倦怠感と発熱が主な症状です。
また抗ウイルス薬が無いため、鎮静剤による療法がメインとなります。大抵は一週間ほどで治って行きますが、中には髄膜炎や脳炎などの合併症や、心筋炎などを引き起こすケースもあるので症状が出た場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
大人も手洗い・うがい・消毒をこまめにして行きましょう。
ヘルパンギーナと手足口病のまとめ

・同じウイルスから感染する
・何度もかかる
・症状が出る部位と発熱に違いがある
・どちらも1週間ほどで症状が治まる
・予防は手洗い・うがい、排泄物の処理と除菌。
・感染後は自然治癒がメイン。消化吸収の良いものを選ぶ
・普段からバランスの良い食事と睡眠時間の確保を気を付けて行く
・大人がうつったら症状が重くなるケースがある
以上です。
ある程度かかってしまう事は仕方ないですが、大人もかからないように注意したいところです。
その他感染症もそうですが、子どもも親も手洗い・うがいをしっかりして予防しましょう。場合によっては除菌やマスク着用をし2次感染が起こらないように注意が必要です。

引用:e-3X公式
サキパパも何度も子どもの風邪がうつり死ぬほどの思いをしています。そろそろ学習しなければなりません・・・。子どもの風邪や感染症は大人にうつると本当にすごすぎます。
そして子ども→親→子どもの順番で風邪のうつしあいが発生すると本当に長引きます。
その他通信費の見直しのブログも書いていますのでチェックしてみてください。
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